インプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)

痛みにくい入れ歯(義歯)、

沈みにくい入れ歯(義歯)、

ズレにくい入れ歯(義歯)

に最適なのが

インプラント固定式総入れ歯です。

 

 

通常の完全固定式インプラントと違って、インプラント固定式入れ歯によって

何ができて何ができないのか?

それを知って下さい。

 

やはり自分の歯に取って代わるものはありません。

人工的なものになります。

そして通常のインプラントと違って、インプラント入れ歯によって出来ることと出来ないこと、それはまず何なのか?

それをしっかり知った上でそれぞれの治療法のメリットとデメリットを知った上で、治療方針をお決めになられることをお勧めします。

 

どうして入れ歯では噛めないのか?

ではまず最初にどうして入れ歯が噛めないのか?

普通のご自身の歯と何が違うのか?

そして本来のあるべきご自身の歯、どういう状態が本来の形なのか?

その違いを分かっていただくと、何故入れ歯でうまく噛めないのかということが分かってくると思われます。

 

噛むという行為

噛む、

すり潰す、

ということは、物を粉砕するということです。

 

食べ物が口に入って、歯で細かく粉砕してから飲み込んでいますよね?

細かくしてから飲み込まないと、

胃が荒れてしまいますよね。

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これは歯だからどうこうということではなく、すべてに共通します。

ヒトという存在は

肉食動物と草食動物がもちえる機能の両方をもった存在なのです。

ご存知のように多くの動物が肉食動物もしくは

草食動物なのです。

 

つまり

カチカチ噛む(上下的な運動)

すり潰す(左右にスライディングさせる運動)

この①②両方によって行われています。

 

ですから、この両方が持てない場合には残念ながらうまく本来の機能を果たすことが出来ないのです。

①②両方出来るようになるには

上下相方が固定式の物が必要となります。

自分の歯はまさに、上下のアゴの骨に固定されたもの、です。

 

そしてもう歯がない場合には

上顎、下顎に入れ歯ではなく

インプラントを埋込み、被せ物により人工歯を再建する、ということです。

しかしながら、

それではさすがに費用がかかってしまいすぎて困る・・・と感じられる。

また、治療の期間がかってしまう、というお悩みの方は多いのです。

 

そこまではいかないけれども、総入れ歯よりも安定して噛めるものは出来ないのか?

という方にこのインプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)をお勧めいたします。

 

まず、このインプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)というのは

上側でも下側でも両方できるものではあります。

 

しかし、現実的に上側の場合には固定式インプラントとほぼ変わらない費用が発生いたします。

ですので費用対効果ということを考えるのならば、下側に付けるものだと思っていただいたほうがいいです。

 

もしくは固定式インプラントでは歯肉(歯茎)は一部しか回復できません。

歯肉(歯茎)を回復させるため、

もしくは十分な清掃ができなくなった時のリフォームとしては優れています。

 

例えば普通の一戸建ての民家を建てると思って下さい。

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大きくて太い柱が4本入ればしっかりしたものができると思います。

しかし、広い平屋の大きい家をもし建てようと思ったならばどうでしょうか?

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柱が4本ではちょっと、柱同士を梁で繋ぐ柱も梁も強度的に難しくなります。

ですから柱と柱の間にもう1本柱を、

さらに間隔が広ければその間にもう1本柱を、

というふうに梁がたわまないように柱の本数を多くします。

 

つまり

強い力を支える、広いところの力を強く支える

ということに於いては柱の本数はある程度多いほうが有利なのです。

 

では次に

スライドさせる、すり潰す

という噛み方をするには

前後左右に下あごが動きますから、

前後左右に擦り合わせるように動きます。

なので隣り合う歯の高さが同じでなければ、うまく上下で擦り合わすことが出来ないのです。

 

もしあなたが例えば今

上の入れ歯で困っている

下の入れ歯で困っている

と思われていたとしても

上と下で噛んでいますので

上と下、例えば上がたわんでいるならば下はそのたわみに合わせた形にしなければカチンと噛み合うことはできません

入れ歯を何度作り変えても合わなくなる 痛くなる調整しても合わなくなる 原因

入れ歯を何度作り変えても合わなくなる 痛くなる調整しても合わなくなる 原因

入れ歯を何度作り変えても合わなくなる 痛くなる調整しても合わなくなる 原因

 

しかしながら

擦り合わそうとした時に

たわんでしまうわけです。

一ヶ所に集中してしまうのです。

でこぼこしているわけです。

壁にぶつかるように引っかかってしまうのです。

 

その時点で回転力がかかってしまい入れ歯が落ちてくるのです。

 

 

基準となる面がないとまっすぐなものは立たない

 

ですから仮に上の入れ歯が今困っている。

下の入れ歯が困っている

とはいっても、結局上の入れ歯と下の入れ歯の両方を触らないと本来の顎の動きを回復できないのです。

 

両方を触るということが実は必要なのです。

 

例えば家を建てる時にはまず更地にして整地しますよね。

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まずは更地にして整地にして

地面を水平にして固まってから、基礎を建てますよね?

坂道に傾いたままの状態では家は安定しませんよね?

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まずは水平的な地面というのを造り、その上に基礎を造り、垂直な柱を立てて家を建てます。

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家を建てる時と同じように

基準となる面がないと真っ直ぐなものは立たないのです。

傾いている柱は簡単に倒れてしまいます。

 

上下の総入れ歯の方が噛みにくい理由

上下が総入れ歯の方の場合どうして噛みにくいのか?

どうして噛めないのか?

どうしてすぐに入れ歯が落ちてくるのか?

 

いろんな問題があります。

まず

噛み切りにくい

ということからお話ししましょう。

例えばナスの煮た物、噛めますでしょうか?

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肉厚の柔らかい部分は噛めるかもしれない。

しかしナスの皮はどうでしょう?

 

皮になったとたん

ズルッと滑って噛めなくなります

これは歯茎の上に乗っかっているだけの入れ歯(義歯)ですから

入れ歯がナスの皮よりも先に

動くわけです。

 

動くものを動くもの同士で物を粉砕しようとしているからです。

 

例えば何かをつまむと考えて下さい。

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指でつまむのは簡単ですよね。

 

では分厚い手袋、例えばスキーの時につけるような分厚い手袋、柔らかいフワフワした手袋です。

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それで物を摑んでみたらどうでしょう?

力加減はうまく入りますでしょうか?

ひしゃげてしまうかもしれません。

 

一番弱いところが壊れる

実は入れ歯が歯茎の上に乗っているということは、

歯茎に力を加えれば歯茎も単なる肉の塊ですから、力が加われば変形してしまうのです。

ひしゃげてしまうのです。

動いてしまうのです。

沈んでしまうのです。

 

 

入れ歯は歯茎に乗っかっているだけの存在

変形した肉の塊、歯茎の上に

さらに動く入れ歯(義歯)が乗っかっているだけですので

動くもの同士がただ二重三重に乗っているだけです。

 

そこに物がはさまるのです。

そして上から下から噛む力が加わるので動きやすいところは結局グニュッと動くのです。

 

かたいお食事になればなるほど

一番弱いところが壊れます。

ある程度肉厚のものは押しつぶす力でもって噛み切れるかもしれませんが、

ヌメッとしたところ、例えばナスの煮た物の皮の部分ですよね。

噛み切ろうとしてもその噛み切る力の前に入れ歯装置と粘膜が動きます

そして入れ歯が落ちてきたりだとか、

噛み切れなくなったりだとか、

擦り切るということが

出来ないのです。

 

 

例えば紙を切るのであればハサミですよね。

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スパッと切れます。

紙を上から手のひらでいくら押しつぶしても紙ってなかなか切れませんよね。

切れる力の差、より強い力が必要になってしまうのです。

 

つまり

動くものと動くもの同士で物を挟んでつぶす

両方が変形しますのでうまく粉砕することができないのです。

 

例えば腰が曲がっている方に重宝されているスポンジのように柔らかいベッド、よく売れていますよね?

腰の曲がった形に合わせベッドのマットレスが変形してくれるのです。

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ですから体に痛みが出にくいんですね。

すごくいいと思います。

 

しかしながらスポンジの上に寝転がっているような状態ですので

もし寝返りを打とうと思った時に

体が沈みこんでいますからなかなか寝返りが打てないんですね。

 

 

下がスポンジのようになっていますので動こうにも動けないんです。

固いところでは簡単に動けます

 

例えばいちごのショートケーキを想像して下さい。

上に乗ったイチゴををポンと押してもイチゴは

生クリームに埋もれてますから動きません。

イチゴはそのままです。

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しかし板の上に乗せたいちごは

でチョンと指で倒せばコロンと簡単に動きます。

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いちごをちょっと傾けてあげれば、

板を傾ければいちごはコロコロと転がっていきます。

 

スポンジの上に乗っているイチゴはあまりその場から動きません。

 

つまりいちご自体は何も変わらないのです。

 

イチゴが乗っている環境が

まな板のように固いのか、

それともクッション性があったり、

窪むようなものであると

動きにくい。

そのようなことが起こってしまうのです。

 

 

両方が動くもの同士で押しつぶすので

噛み切ることができないのです。

 

両方が変形しますので、

どういうふうに変形するか?というと

いろんなことが起こってしまうのです。

 

常に一定方向に変形させるということができないのです。

 

仮にこれが片方が動かないものとなっただけで状況は大幅に改善されます。

 

インプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)はある程度の力で固定されるもの

 

つまりインプラント固定式入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)というのは、

固定式の入れ歯が骨に若干の遊びがある状態で固定されますので大きくは動かないのです。

 

物が当たってから

グニュッとずれる、

グニュッと動く、

ということがとても少ないのです。

 

 

動かないものと動くものを使って粉砕をすると何が起こるのか。

 

動くものがひしゃげてある程度のかたさになると、それ以上潰れなくなりますから、

そのあいだに挟まれた物は粉砕することが可能となります。

 

例えば固いニンジンを包丁で切るとイメージしてみてください。

 

固い机の上に固いまな板を置き、

そしてそこにニンジンを置いて手でニンジンを押さえたままニンジンを包丁で押し切ってみてください、

イメージしてみてください。

切れますよね。

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では次に

柔らかい座布団、フカフカの座布団の上にニンジンを置いて同じようにやってみてください。

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どうでしょうか

同じような弱い力で切れたでしょうか?

切れますでしょうか?

 

おそらく少し力が加わったくらいではまったく切れません。

 

とても鋭利な包丁であれば切れるかもしれませんが。

 

まずはクッションが沈みますので、ニンジンはまったく切れないですね。

 

ある程度クッションが潰されて、

そのクッションがそれ以上押し潰されなくなったところでニンジンが切れ始めていきます。

そしてスパンと切れるのです。

 

こういうことが

入れ歯をお使いの方は

お口の中で起こっているわけです。

 

やわらかいクッションが歯茎や骨

硬いにんじんが入れ歯

です。

 

では次に布やフェルトで作った包丁で

硬いにんじんを切ったと思って下さい。

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切れますでしょうか?

切れませんよね?

にんじんに当てると先に布の包丁がグニャンと捻じ曲がってしまいますよね。

 

これが上下の入れ歯がユルユルで動きやすい状況です。

両方がユルユルだとまったく切れないわけです。

つまり「噛めない」のです。

 

変形したのは入れ歯ではなく、あなたご自身の歯茎と骨なんです

 

両方がユルユルだとまったく切れないんです。

 

逆に、両方が強くなるとスパッと切れます。

 

しかし、その道具の方が壊れてしまいます。

 

ご自身の体でいうと

ご自分の肉(歯茎)や骨が変形してしまうのです。

骨が溶けていってしまうのです。

 

片方を固くすることによって、

ある程度の力がかかった時にはもう一方はひしゃげてその弾力性を失います。

 

片方が弾力性を失ったことにより

もう片方が堅さを発揮することができます。

それによって間に挟まれたものが粉砕可能となるのです。

 

では上でも下でもいいんじゃないか?と思われるかもしれません。

 

確かに何もない両方がグラグラよりはどちらか片方が固ければ粉砕可能です。

しかしながら

上と下ではまったく状況が違うのです。

理由をお話します。

 

上側の歯は頭蓋骨と一体化している

 

上側の歯って実は動かないんです。

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これは頭蓋骨の模型です。

上の歯というのは実は上顎と頭の骨が一体化しております。

 

頭蓋骨が傾いた時に一緒にその角度に合わせて動くことはあるのですが、

上の歯単独が頭蓋骨からどこか別の方向へ動いてしまうということはないのです。

 

それに対して下顎というのは

頭から筋肉でもって、下の歯は下顎と一体化した状態でぶら下がっているだけなんです。

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前にも後ろにも右にも左にも上下にも360度振り子のように自由に動くようになっている。

これが下の顎です。

頭蓋骨の模型をご覧下さいね。

IMG_1613

上の歯の上顎です。

 

緑のヒモは筋肉と思って下さい。

筋肉でぶら下がっているだけ、です。

 

ご覧のように上の歯は頭蓋骨にくっついている存在です。

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この上顎の頭蓋骨を逆さにひっくり返します。

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横から見るとこうです。

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ひっくり返して下から見るとこうです。

 

見えている歯は頭蓋骨にくっついている上の歯です。

 

上の歯に板を乗せてみました。

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上顎がまな板、下顎が包丁のように見ることもできるんです。

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いろんな方向から包丁がまな板の上のニンジンに向かって切り込んできます。

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どうやって切り込むのが一番強いか。

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真直ぐ真上からがもちろん強いですよね。

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真直ぐ切ればバサッといきます。

斜めからすると切れるかもしれない。

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でも板が動いちゃいますよね。

ずれちゃいます。

入れ歯がずれる理由です。

 

ずれるということは下のまな板にも負担がかかりますから、押しつぶす骨の左右に負担がかかりますから痛みが出ます。

 

取り外しの入れ歯(義歯)というのは

真上から骨に対して、分厚い骨に対して真直ぐな方向からかかる力に対しては強いんですけれども、横にずれる力って実は弱いんです。

それに対して逆に下顎は動きますから

下顎に合わせて上の方を動かしていく。

実は難しい。

安定しません。

 

これと同じ状況が上と下逆では起こってしまいます。

 

つまり動かない上に対して動いてくる下顎が突っ込んでくる。

その時に下顎のほうに簡単に外れるような入れ歯(義歯)がかかれば、簡単にずれちゃうんです。

噛めないんです。

 

つまり上と下、どちらかしか費用がかけられないのであれば、下が固定式になっている方が実はすごく噛みやすいんです。

 

下にしっかりとしたものを回復させることが必要なのです。

正しい使い方をすれば。

上と下が動く場合は両方がずれます。

よってうまく噛むということが出来ないのです。

 

しかしながらやはり下側を固定式にしたとはいえ、無理な力がかかった時には外れるようにしておいた方が、柱が支える本数が少ない場合には有利です。

 

本数が多ければ外れないようにしておいても問題はありませんが、本数が少ない場合、弱い場合には折れる可能性があります。

 

ですので無理な力がかかった時には外れるような設計にしておかなければ次の弱いところが壊れてしまいます。

 

値段を安くするということで言えば、柱の本数を減らせば安くなるんです。

単純ですよね。

マンションを建築する時と全く同じです。

 

マンションの柱、太くて長くて何本か入っていれば、例えば四隅に太くて長い柱が4本ボンボンボンと入っていれば丈夫なビルが建ちます。

1本抜けば安くできるんですね。

単純な話です。

 

ただ、いずれ崩れます。

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次に面積の問題です。

 

力がかかると思った時に、

実は噛む力というのは女性でも100kg、男性では200kgかかると言われています。

 

「へえ、そんなに力が?私そんなに力がないわよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

実はそのくらいの力がかかっております。

 

今噛めていないから、力がかかっていないだけ、であり

噛めるようになると、女性でも100キロ程度の力で噛んでいます。

 

噛めるようになればその力が発揮されるようになっていくのです。

 

噛めるようになったことを想定して設計しなくてはいけない

筋肉においては年齢制限というのはありません。

いくつになられたとしても筋肉は働かせれば強くなろうとします。

年齢制限がないのです。

 

今まで噛めてないから、噛んでいなかったから筋肉が衰えているのです。

噛めるようになった途端、その破壊的な力がかかってくるようになります。

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つまり女性でも『100kg近い力がかかるんだ』ということを想定して設計をしておかなければ大変なのです。

 

長く安定して持つということはできないのです。

 

ある一定の力がかかる時に例えば利き手でないほうをパーにし、利き手の力の強い、例えば人差し指でグッと押さえつけてみてください。

手のひらはへこみ、沈み、強く押さえると痛いですよね。

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では次に利き手の手のひらで先程と同じくらいの力で同じ場所を押さえてみてください。

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先程のような突き刺さるような痛みはないんじゃないでしょうか。

どうしてでしょうか?

 

それは力が分散されたからです。

 

例えばトランポリンをイメージしてみてください。

トランポリンの上でご自身が立ったとイメージしてみてください。

足元がふらつきますよね。

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そして沈み込みますよね。

 

 

では次に横になってみてください。

沈みますが沈む量がまったく違いますよね。

 

そして左右に動いた時に、トランポリンに立った時はすごく不安定でしたが、

横になった状態でコロコロと多少動いたとしても、手を足を大きく広げて大の字に動いたとしてもそれほど沈みませんよね。

不安定になりませんよね。

安定していますよね。

つまり同じ力がかかった時には小さい面積で受けるよりも広い面積で受けた方が安定しやすいということです。

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そしてそれは一方向、直線的な方向よりも

広い面積のように面としてなったほうが安定性がいいのです。

 

ベッドで気を付け、手と足をピタッとつけてコロコロと寝返りを打てば簡単に寝返りを打てます。

では手足を大の字に広げて寝返りを打とうとしたらどうでしょう。

手が突っ張り、足が突っ張り、寝返りが打てませんよね。

 

なぜなら手の先、足の先がつっかい棒になって回転という力を抑えているからです。

 

上に取り外しの入れ歯(義歯)が入った時にもちろん小さいほうが違和感が少ないかもしれません。

 

しかしながら小さい入れ歯というのは一ヶ所にかかる力はすごく大きいのです。

ですから噛んだ時にすごく痛いのです。

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大きい入れ歯はもちろん違和感としてはあるかもしれませんが、

噛んだ時の痛みの軽減という意味合いでは実は痛みは少ないのです。

 

そして回転する時に、回転に対して防止する。

反作用がかかりますから動きにくいという入れ歯(義歯)になるのです。

 

ですから上の入れ歯(義歯)の場合にはなるべく広い上顎も埋めるような形態をお薦めします。

 

 

小さい入れ歯を作れば作るほど痛くなるのです。

噛んだ時に痛いのです。

 

真ん中をくり抜くという馬蹄型の形態をすることもありますが、

どうしても違和感が大きいという方の場合には、

馬蹄型にし、そして後ろを真ん中で繋ぐということをするだけでも効果は強くなります。

 

そこをくり抜くとUの字になりますので、変形が一気に起こりやすくなります。

噛んだ時に痛い。

落ちてきやすいということになってしまうのです。

 

 

 

沈まない義歯ができれば痛みが起き難くなる、骨が溶けるスピードを遅らせることができるのです。

これこそが、インプラント固定式総入れ歯なのです。

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土地改良でセメントやコンクリートを流し込む状況をご覧になれらたことはありませんでしょうか?

大工さんがサラサラのセメントだけで基礎を作られていたでしょうか?

サラサラの砂だけではなく、大きな石や小さな石を混ぜたり、鉄骨を混ぜたりしている光景をご覧になられたことはありませんでしょうか?

 

つまり、骨の中に骨が簡単に崩れてしまわないように硬いもので補強されていれば、嘘のように痛みが軽くなります。嘘のようにズレにくく擦れなく安定した状態になります。

骨が崩れていくのを遅らせることができます。

これこそがインプラント固定入れ歯なのです。

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通常のように多くのインプラント体を必要としません。

下の場合は、たった2本は入っているだけで安定します。

上だと4本は必要になります。

 

予算的な問題や手術ということに抵抗があれば下だけそのような治療をすれば不思議と上の入れ歯の揺れが減ります。

 

安定するのです。

 

残念ながら上だけというのは安定しません。

下側が大事なのです。

下側を安定させるというのがキーとなります。

もちろん予算が許すならば、上も同じようにすればさらに安定します。

 

 

 

 

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