あなたの入れ歯はなぜ合わなくなるのか?

入れ歯が合わない理由合わない痛い調整しても合わなくなる原因

入れ歯が合わない理由合わない痛い調整しても合わなくなる原因

 

入れ歯を何度作り変えても合わなくなる 痛くなる調整しても合わなくなる 原因

入れ歯を何度作り変えても合わなくなる 痛くなる調整しても合わなくなる 原因

  • 何回作り直しても入れ歯が合わなくなる
  • 何度調整してもすぐ入れ歯が合わなくなる
  • 入れ歯がすぐ痛くなってくる
  • 入れ歯が外れやすくなる
  • すぐに入れ歯の金具が舌に当って痛くなる
  • 大きく笑ったら外れるのが恥ずかしい
  • 入れ歯は何度作り変えても合わなくなるからインプラントにしたい

 

 

入れ歯をお使いになられた方で、「入れ歯が合わなくなって困る」というお悩みを抱えていらっしゃる方は多いかと思います。

 

実際私の医院にも、毎日のように「入れ歯が合わなくなったのでどうにか合う入れ歯に作り変えて欲しい」という切なるお悩みを抱えてお越しになられる方は多くいらっしゃいます。

 

まず、入れ歯がどうして合わなくなるのか?

何度も何度も調整したり作り直したりするのに、なぜ合わなくなるのか?

その理由をご説明します。

 

 

理屈はとても簡単です。

私の説明を聞いて下さった方は、「ああ、そういうことなんですね」とすぐに理解して下さいます。

 

しかし、「入れ歯を入れたら元通りに噛めるんだろう」と漠然と思い込んでいらっしゃる方の数が圧倒的に多いこの国ではまだまだ、そのその「知ってしまえば、それはそうだろうな」と簡単に理解できることを、知識としてお知りになっていないのです。

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だから、こんなにも入れ歯を入れた方は

合わない入れ歯を使い続け、そのうち、歯を支えている骨までどんどん変形し、顔貌まで変形し、ちょっと入れ歯で噛んだだけで痛くてたまらないという生活を過ごしていらっしゃる方が本当に多いのです。

 

入れ歯を長年使い続けた方が「入れ歯をいれると神経に触るように痛い」

「絹ごし豆腐のような柔らかいものを噛んだだけでも痛い」

こんな風におっしゃられて当院にお越しになられます。

 

さあ、入れ歯が合わなくなる原因をお話しましょう。

 

硬いものと柔らかいものでは、柔らかいものが、負けるのです。

イメージして下さい。

ここに柔らかい座布団があります。

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その上にあなたが正座します。

 

座布団を見るとあなたが座って体重がかかった部分だけが、へこんでいます

特に柔らかいふかふかん座布団ほど、へこみが見えます。

 

 

その原理と同じです。

 

座布団はあなたの歯茎です。

歯肉(しにく)です。

つまり柔らかい肉です。

歯茎は触るとぷよぷよ柔らかいですよね?

 

 

そして、座布団の上に乗った50キロ(だと仮定します)のあなたが「噛む力」です。

 

入れ歯はプラスチックです。

もしくは金属です。

変形しません。

硬いんです。

入れ歯は、歯茎の上にパカッと乗せているだけです。

柔らかいもの(歯茎)の上に、入れ歯という硬いものをただ乗せているだけ、です。

入れ歯安定剤などを使って接着させているだけ、です。

 

入れ歯でご自分の歯があった頃の時と同じようなお食事をしてしまいますと

力がかかりすぎて、粘膜つまり、歯茎が大きなダメージを受けます。

 

 

噛めば噛むほど強いへこみができてくるのです。

そして毎日毎日お食事をされますので、3度3度の食事の際、おやつの際に、どんどんどんどんダメージを与え続けていっているのです。

 

 

次のこの写真をご覧下さい。

インプラント入れ歯

歯を抜いた後、インプラントか入れ歯にする?

指で手の平の肉が盛り上がっているところを

軽く指で押してみます。

 

 

 

軽く押しているだけなので痛みは感じません。

しかし

何度も何度も力がかかることで肉や骨はどんどんへこんで変形していきます。

 

今度は、指で肉をぎゅっと押してみます。

インプラント入れ歯

入れ歯が合わない痛い調整しても合わない原因

 

この状態がつまり、口の中で言えば、「入れ歯でギュッとものを噛んだ状態」です。

この状態が何度も何度も繰り返されているのです。

繰り返されることにより肉の中に埋まっている骨はどんどんへこんで変形していきます。

肉の中には骨が埋まっているのです。

 

さらに押し込むと痛みはじめます。

つまり、痛いと感じる前にすでに大きな変形が起きているのです。

 

噛んで痛くないからどんどん噛んでいいわけでは、ないのです。

 

変形が起きる硬さのものを噛んではいけないのです。

 

ダメージを受けた粘膜の下には骨があります。

 

骨に過度の力が加わることによって骨は退縮(たいしゅく)していきます。

退縮とは専門用語です。

 

聞かれたことがあるかも、しれません。

骨がやせてくる

ということです。

 

退縮(たいしゅく)=強い力が加えられることにより骨がやせ細ること

と覚えて下さい。

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骨がやせ細ることで入れ歯の人と自分の歯の人では骨の高さが変わってきますので顔貌(顔つき)まで変わってくるのです。

 

つまり、顔が変わるのです。

お年寄りの手がしわしわになって

縮んだような皮膚になっていくように、

顔の肉も裏打ちする骨と肉が痩せていくことによって

どんどん顔が変わっていくのです。

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変形したのは「入れ歯」それとも「歯茎」どっち?

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お越しになられる患者さんのお話をうかがっていると

「入れ歯そのものが変形したのだ」

「もともと合わなくなる入れ歯を作られたに違いない」

「何回調整しても入れ歯が合わなくなるから、歯医者が下手だったのだと思う」

「最初は何でも噛めたのにだんだん痛くなってきたから、新しい入れ歯に作り変えて欲しい」

 

こう、おっしゃられる方がほとんど、です。

9割の方は、「入れ歯が変形したのだ」

と思い込んでおられます。

つまり、

入れ歯側の問題である、と認識しておられます。

だから、単純に

「入れ歯を修理すればいいだろう」

「調整すればいいだろう」

「作り直せばいいだろう」

と、おっしゃられる方がほとんどなのです。

しかし、実は逆です。

違うのです。

 

 

変形したのは、あなたの歯茎です。

変形したのは、あなたの骨です。

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入れ歯は硬いものです。

ちょっとやそっとの力で変形など、しません。

 

 

変形していったのは、あなたの歯茎と骨である。

 

 

ということをまずは、お知り下さい。

 

 

そのスタート地点をはっきりとご自分でお知りにならない限り、今後、入れ歯の悩みは死ぬまで解決されることはないのです。

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いつまでたっても「私に合う入れ歯はどこにいけばいいのか?」と永遠に歯科医院を放浪する旅が続いてしまうのです。

 

 

厳しい現実かも、しれません。

 

しかし、事実を知らず、永遠に「あっちの歯医者さんはどうかしら?」「あそこが名医らしい」とドクターショッピングを繰り返しその間中、ずっとお口の悩みから解放されないよりも、しっかりと現実をお知りになり、ここがスタート地点と腹を据えて、明日へのために着実な一歩を踏み出そうでは、ありませんか。

今、何度作り変えても入れ歯が合わなくなるというあなた。

変形していったのは、あなたの歯茎と骨である。

 

ということを、まずはしっかりとお知り下さい。

 

このようなお悩みをお持ちの方がご相談にお見えになっています。

☑初めて総入れ歯を作られる方

☑部分入れ歯が痛くて合わず噛めない方

☑総入れ歯が痛い、合わない、噛めなくてお悩みの方

☑何度調整しても何度作り直しても入れ歯が合わなくなる方

☑若くして歯を失う入れ歯になるのはないかとご不安な方

☑歯周病(歯槽膿漏)が進行し、歯を抜かないといけないと言われた方

☑歯周病(歯槽膿漏)で歯がグラグラの方

☑歯を抜いた後、入れ歯にしようかインプラントにしようか迷われている方

☑歯を抜かないといけないと診断されたが、抜いた後どうなるのか?ご不安な方

☑歯を失ったができるだけ見た目が変らないような入れ歯を作りたい方

このようなお悩みの方はどうぞお気軽にご相談下さい。

 

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